修復専攻科には、現在38名の研修生が在籍しています。毎週金曜日の午後1時から5時まで、文化財建造物修理主任技術者の持田武夫先生の指導のもと、伝統的な修復技術の習得に励んでいます。試行錯誤しながら頑張っている研修生の姿をお伝えします。
■下田晴一さんの声(板金)
■翠 善蔵さんの声(大工)
みなさんご苦労さまです。私は柱の傾き調査の頃、あまり実習に顔を出していなかったんですけど、目で見て傾いているな、沈下しているなということが大体わかるんですけど、こうやって調査して計算して確認してみて、どれだけ沈下しているかってことがわかってくると、この建物がどんなふうに歪んでいったのかがよくわかってきて、とても勉強になったと思います。ただ、私もこのような調べ方をあまり理解していなところがありますので、みなさん言ってますけど、私も家に持って帰ってしっかり復習したいと思います。(C班.・1119)
この間から高さの上がり下がりの不陸調査をしていて、なんで下がるんだろうかということを見てみましたが、基礎の悪いところとか、屋根の荷重が集中してかかるところとか、いろいろと原因があるなあと思いました。今後、そういったことをよく調べていきたいと思います。(C班.・1119)
■松本 大さんの声(設計士)
C班の松本です。類例調査ということで川縁家をこれからどうやっていくか、どういうふうに将来的な形をやっていくかというイメージがよくわかってよかったなあと思います。わりと来やすい場所なので川縁家でを調査をやっていて疑問に思うことがあったら、また、こちらの方にふらっと来てまで見ればいいなあというふうに思っています。(C班.・1112)
■川向智広さんの声(金沢市職員)
C班の川向です。旧涌波家の新旧の断面図をみて、床の間を隣地に飛び出すとか、柱がなくなってしまうとか、そもそも平屋を2階まで階を上げるということが、今の自分の感覚からはあまり考えられない改造で、そういう経緯を考えること自体が大変だなあと思いました。また、補修の方法とかも、アマの壁の廻りだけ左官の補修をするとか、材の仕上げを古材にあわせるかあわせないかとか、といった選択肢も含めて修繕する上での時代の設定とか選ぶということは難しいものなんだなあと感じました。(C班.・1112)
■内記志朗さんの声(設計士)
今日は1日私にとっては初めての内容の授業でよかたなあと思います。今日は始まりの時にいろいろありまして、その件でちょっと思っていることですが、私はここに参加していろいろ教えて頂けるのは非常に楽しいなあと思っています。やはり楽しいと思って参加すれば、毎回お出でるんじゃないかなあ、やっぱり苦痛に感じるとまずいという感じがしていますので、日々新たな発見を楽しくやっていきたいなあと思いますので、みなさん、またよろしくお願いします。(B班.・1105)
■西谷健太郎さんの声(石)
お疲れさまです。今日はレベルの調査をした訳ですけれど、ひとくちに古民家の調査いっても、いろんな事があるんだなあと思いました。やったことのないことばかりで、わからないことばかりですけど、何か少しでも吸収できたらいいなあと思います。(C班.・1105)
■荒井弘人さんの声(瓦)
■吉見 聡さんの声(設計士)
今日は柱の傾きを調査したんですけど、改めてここで座って景色を眺めてみると、我々がいつも住んでいる住宅に比べ、すごく明るいような、蛍光灯が3つ位しかないのに明るいなあってことを改めて感じました。昔はやっぱり光をなるべく取り入れる工夫をして住宅を建てたんだなあと。今でも雨戸を取り払えば相当あかるいんじゃないかと思います。また、建具とかでも障子や襖で薄明かりが入るようになっているし、戸を開け放てば広々とした空間になるし、現代の住宅ではあまり考えられないようなた建て方じゃないかなあと。昔はこういう家に住んでいたなあと。その良さを改めて見直しました。(B班・1029)
B班の吉見です。今日は柱の傾きを確認した訳なんですが、構造的に支える壁がないとやっぱり捻るのかなあと思いながら調査していたんです。加えて地盤沈下もあるようなので、昔のこういう建物をどう維持していくのか、そのへんもちょっと難しさが残るのかなあということを考えながら調査していました。また、こういう建物をどう直していくのか楽しみです。(B班・1029)
■中谷裕一郎さんの声(金沢市職員)
■土田昌伯さんの声(金沢市職員)
みなさんお疲れさまです。今日、私、軸組のこちらの面を描いたんですけども、2階より上の屋根の部分、屋根裏の部分を初めて見たんですけども、その時に石置き屋根の勾配がこうだったんではないかと思わしき箇所がありまして、はじめて屋根裏の状況をみて、この建物自体が表面から見たら全く見えないんですけども、昔はこうだったんだなあみたいな、なんか野町にある石置き屋根の森紙店のようなイメージが頭に浮かんだんで、あーこの建物もそうだったんだろうなあという気がしておもしろかったです。
今、金沢市のほうでは町家の補助の要望が非常に多くなっていまして、補助を拡充したというのもあるんですけども、私たちのやっているこういう作業というのは市民も町家に注目していることをヒシヒシと感じておりまして、私たちの学んでいるこういう技術は、今後ますます需要が増えていくんだろうなあということを思いながら、最近よく感じております。残り1年をきっておりますが、みなさん、少しでも多く技術を手に入れていきたいなあ、私も含めてがんばりたいなあと思います。(A班.・1022)
みんさんお疲れさまでした。B班の土田です。私も今日は軸組のスケッチを描いたんですけども、このチャノマのこの通りを担当したんですけども、チャノマとダイドコロのところで屋根の高さが違っていまして、2つの面を描かなくちゃいけないということで、ちょっと大変だなあと思ったんです。今年の4・5月頃の展開図のスケッチでは線がまっすぐに描けるようになって、自分なりにうまくなったなあと思われたんですが、久しぶりに描くとやっぱり線がグチャグチャになってしまったということで、こういう技術はちょくちょく描かないと身につかないんだなあということを実感しました。
あと先月末にオープンしました金沢湯涌江戸村なんですが、みなさんにいろいろご協力頂きまして結構人が入っております。オープンした日とその次の日で2000人近く入りまして、平日でも約300~400人ほど、土日でも約500人程度ということで、思っていた以上にたくさんの人に見て頂いています。ただリピーターがくるのか、まだその辺がわからないんですけど、リピーターが来るような施策をしていきたいなあと思います。みなさんも、また金沢湯涌江戸村を見て頂けたらありがたいなあと思います。あと1年になりましたけど、少しでも古建築の技術を身につけていきたいなあと思いますので、みなさん一緒に頑張りましょう。(B班.・1022)
■西田 晃さんの声(大工)
みなさんご苦労さまです。今日は大工仕事のお手伝いをしていただいてありがとうございます。学校についての感想ですけど、僕は京都で大工の勉強をしてきてこっちに帰って来たんですけども、修復の仕事を結構携わって来まして、持田先生をはじめとする先生方に直に教わるということは僕たちにとってありがたいことで、本当に貴重な時間をありがとうございます。いろんな職種の方が集まり、こうやって1つの建物をみるということで、いろんな見方があるんだなあと。大工一人じゃなくてほかの職種の目でいろんな方向から見てみると、やっぱりその見方も必要だなあと思いました。大工は総合的な下地をせなあかんので、そういう他の職種の仕事も勉強しなあかんので、こういう場で勉強させてもらっています。ありがとうございます。(A班・1015)
■村田光夫さんの声(建具)
お疲れさまでした。今日は建具の搬出ということだったんですけど、建具がないと見通しがよくなったので、結構、柱が傾いているのが目立つと思うんです。だけど、やっぱり建具はあったほうが家らしいなあと思いました。(A班・1015)
みなさんご苦労さまです。川縁家での調査も残り1年になりました。今からどんどん調査結果をもとに報告書をたぶんつくらなあいかんのかなあと。だんだん気が重くなっていくんだろうなあという気がします。こういう町家の中身を私ら瓦屋なんで、こんな事細かにみること今までなかったんですけど、改めていろいろ調査するとかなり複雑というか、いろんな改築の年代、いろんなものを経て家というのが変わっていって、それをもとにというか、増築された部分をバラしていくと昔の姿がまた見えてくるというようなことが非常に興味深いことだと思いました。(A班・1008)
■吉村収司さんの声(左官)
みなさんお疲れ様でした。最初、川縁家に調査に入ったときと、今、解体調査して取り外した後では、だいぶ印象が違うものだなあって。調査当初に思っていたよりも手が入れられていて、ここには昔し、もしかしたら壁があったんじゃないかとか、床の間の位置が逆になっているんじゃないかということも、全然知識のなかった僕でさえもわかるようになってきたんで、まあこういうのは経験と知識の積み重ねだなあと。先生方はこういう建物を何回も経験されていて、見てすぐわかるんだろうなと思うんですけども、僕ら経験不足なんでもっと勉強していかないといけないなあと思いました。これから授業も佳境に入ってきて、もう1年先が見えたので、僕が言うのもおこがましいんですけど、仕事が忙しくて来られない方もおると思うんですけど、各班の方がなるべく来られていない方に声をかけてあげて出席してもらって、折角ですから勉強されたらいいんじゃないかなあと思います。それも経験の1つだと思います。(A班・1008)
■笠島 理さんの声(設計士)
■奥田佳子さんの声(設計士)
みなさんご苦労さまでした。ようやく涼しくなりまして作業が苦にならなくなってきたのは本当によかったなあと思います。私たち設計者が通常やっている仕事というのは、何もないところから新しいものを造り上げていく仕事なんですけど、今やっている作業というのはまるっきり逆で、既にできているものを1枚1枚ずつ剥がしながら紐解いていく、そういった作業なので、発想の転換、考え方をガラッと変えないとなかなか付いていけないなあというのをずっと前から感じいました。ちょっとずつ慣れてきているんですけども、ようやく、こういった作業が順番に進んでいって、1枚1枚剥がしていきますと下地とか内部の様子がわかってきて、新たな発見というか、とても日頃建物に関わっているんですけど、とても刺激的なことがよくあります。正直いってこんな造りでよく百年もってきたなあというのが本当に今の正直な気持ちなんです。それだけ木造の建物というのは大事に使えば、どれだけでももつんだなあって感じで、改めて木造の良さを感じている次第です。これから作業が続くと思いますが、また、みんなで頑張っていきたいと思います。(A班・1001)
みなさんお疲れ様です。今日は畳をめくって、だんだん足元とか台所まわりとかの壁もはずして、想像していた柱があるのかなあと思ったら小さな柱で意外だったり、なんか梁も思った以上に飛んでいたりとか。今から床板をめくったりして、だんだん川縁家の骨組みが現れていくのかなあと思っています。もうだんだん研修日数も、暑かった日も少なくなって来まして、みなさん健康に気をつけてがんばりましょう。(A班・1001)
■松川秀幸さんの声(設計士)
今日は大工さんが描かれた伏図の確認をずっとしていたんです。小屋の中の垂木と母屋の確認を中野さんとしていたんですが、今、解体が進んでだいぶ明るくなって見られるようなところを、大工さんはきちんと調査されていたんで、あの真っ暗な中で凄いなあと思いました。今日ちょっと大工さんたちがお休みなので、ちょっと伝えられなくて残念です。(E班・0924)
■中野達也さんの声(板金)
中野です。今日言おうと思っていたことを全部松川さんい言われてしまったので、もうほかに話すことはありません。今日に限って全部いわれてしまったもので・・・・。(E班・0924)
■中山利恵さんの声
今日はお疲れ様でした。先日から大工さんは解体を始められて、なかなか重労働で大変だと思います。なんだか、どんどん後年に取り付けた新しいボードであるとか、そういったものを剥がしていくことで、本来の建物の姿がわかってくる、凄くおもしろいなあと思っています。ちょうど今、調査も軸組とか伏図とか構造強度のこととか、建物の本質的なところの調査をやっていく中で、こういう姿を見られることは、とても興味深いことだなあと思います。(E班・0917)
■瀬戸高志さんの声(設計士)
今日はお疲れ様でした。先週も大工さんは解体工事で、僕も解体のゴミを運んでみて手壊し解体ってすごい大変だなあと。なかなかそういったことを体験することがなかったので、職人さんの大変さんとか、そういうことを感じました。今日は耐震設計の調査があって、小屋梁とか柱とかの材種を調べたり、貫の位置とか調べていたんですけど、表面に板が貼ってあってすごくトリッキーなところがいっぱいありまして、ちょっと思い込みで調べてはいけなかったり、貫の位置も塗り込めになっていて全くわからなかったり、そうした時は近くの壁で近いものがないか探して調べてみたり、光を当ててみたりして推測していく。調査にもいろんなやり方があるんだなあということを勉強しました。
自分自身も大聖寺の方で1軒町家を直しておりまして、痛みも激しくかなり大変ですけど、そういった町家が1軒また1軒とつながれば町並が残っていくし、そういった中で町並みの価値とか財産というものが高まったりするのかなあと思いながら日々仕事をしております。(E班・0917)
■野々市芳博さんの声(造園)
今日は柱に木の札で番付をしていたんですけど、すごい立派な柱に釘で傷付けている感じがして・・・・。とくに2階のザシキとか柱がきれいで心が痛かったです。また、調査でお役に立てるように頑張ります。(D班・0806)
■大家弘聡さんの声(金沢市職員)
みなさんお疲れさまです。大家です。川縁家の方に参りましてどれだけ時間が経ったか定かではありませんけど、畳の実習とか前回は耐震実験っていうものを見せて頂く中で、いろいろ感ずるところがございます。ものづくりってことで考えると、どの世界でも一緒だと思うんですが、適切な材料があって、その材料を使ってつくる技法があって、その技法を実現する職人さんの技があって・・・・ということを身にしみて感じています。いい勉強させて頂いているなあと思います。
今日の感想なんですが、マエニカイの畳の下の床板のスケッチと実測をしたんですけど、お恥ずかしながら畳の下に、このような板があるということをはじめて実感しました。いい勉強になりました。皆さんと共にがんばっていきたいと思います。(E班・0806)
■西﨑寛騎さんの声(左官)
■中村尚博さんの声(金沢市職員)
前半の授業は正直言ってよくわかりませんでしたけど、後半の実験で振動実験しているとき、近くほど大きく揺れるのかと思ったんですけど、以外と外部のブリキが凄い揺れていたりとか、揺れる柱とか揺れない柱があるとか、揺れの伝わり方にもいろいろ違いがあるんだなあと思いました。 (C班・0730)
今日の耐震の話し、船戸先生ありがとうございました。固有周期によって揺れ方が全然違うということで勉強できたということと、ずーっと2階で振動実験を見ていたんですけど、揺れが強くて自分もかなり揺れる形でずっとおったんですけど、揺れがひどくて2階から下に降りてきてしまいました。今日は大変貴重なお話をありがとうございました。
(D班・0730)
■下田晴一さんの声(板金)
■太田倫義さんの声(設計士)
みなさんご苦労さまです。一応、今日で畳の区切りということで、私なかなか出席できなかったもので、今日畳1枚を調査した中で、いろいろ調査することがいっぱいあるなあというところが正直な意見です。畳屋さんの仕事もなかなか大変だなあと、同じ建物に携わる仕事をしてますけど、本当に1つ1つ調べていくのは、とても大変なことだとつくづく実感しました。調査しながら、仲間に聞いたり、先生に聞いたりしながら調査してみたんですけど、建物の一部をよく知るということで、大変勉強になったなあと思います。どうもありがとうございました。(C班・0723)
今日で一区切りということで、4週の講義があったわけですけど、非常に勉強になりました。私、たまたま締め直しの時に講義に出席できなかったんですけど、本当は一番興味があって、ちょっとやってみたかったなあという面もありまして、また機会があれば勉強させてもらいたいと思います。また、冬にこの続きをやるそうですけど、またその時に1から、最初から勉強し直さないと、お聞きせんなんこともまた出てくると思うので、また、その時はよろしくお願いします。(D班・0723)
■東 誠次さんの声(大工)
今日は畳の締め直しをして、最初と最後でだいぶ腰が出るってことがわかりました。いい体験をありがとうございました。 (D班・0716)
■広崎和雄さんの声(建具)
今日は貴重な経験をありがとうございました。話しは一緒なんですけど、最初に測った寸法と締め直しした後の畳の寸法が全然違う、新しくなったような感じにみえるんで、いい体験ができました。ありがとうございました。(D班・0716)
■翠 善蔵さんの声(大工)
C班の翠です。大工をやっています。これまで畳の中身を解体して見たことがなかったんですけど、今日、解体して中を見て、なかなか複雑でしっかりした縫い目になってるなあと驚きました。自分も畳が好きですので、これからもっと畳の良さを奥深く知りたいと思います。今日はどうもありがとうございました。(C班・0709)
■船戸慶輔さんの声(教員)
みなさんお疲れさまです。石川高専で教員をしております船戸と申します。今日はまず畳ということで、学生に教えている立場からして、畳はただの畳でしかなかったんですけど、ちょっと畳がかなり奥深くなって、また教える時にいろいろこういった話ができるってことはありがたいなあと思いました。また調査しながらいろんなことを思ってたんですけど。これ藁ってふつうの稲藁なんですよね。この畳1枚で藁一体どれくらい使っているんだろうかなあっと。剥けば剥くほど藁が出てくるみたいな感じで、一体どれくらい使ってるんかなあと思ったりもしました。そうすると、これぐらいの畳を造るのに、どれくらいの面積の例えば耕地が必要で、それが家一軒だったらどれくらいだろうか、頭の中で考えながら見て、いわゆる生産量が上がらないと普及できないんじゃないかなっていうふうなことを考えていました
。
そういうことを考えていて、今、学校の教育現場でESD教育、いわゆる持続できる開発をするための教育っていうのがにわかにっていうか、ようやく脚光を浴び始めていて、じゃどんなことを教えたらいいんだろうかみたいなことをみんなで考えている最中なんですが、今、これ畳を分解してみて、まさにこれかじゃないのかなあってことを感銘しました。昔の人たちがあるものをどれだけうまく使って、しかも修繕をしたりとかして、どんどんこういうストックとして遺していく。こういうプロセスっていうのが、むかしの日本の中で学ぶべき事柄でまだまだたくさんあって、それが今、世界の最先端をいっているというようなところに感慨を覚えました。今回、最後になりましたけど、石川高専、また他の大学からも学生を交えて一緒に研修するというような機会を与えて頂きました。お仲間に入れて頂いて誠にありがとうございました。また、今後ともこういった機会を計画して頂きたいと思います。その時はまたよろしくお願いします。どうもありがとうございました。(D班・0709)
■前田裕一さんの声(石工)
石屋の前田です。僕は畳っていわれても畳の知識っていったら縁を踏まないとか、そういうレベルの・・・畳屋さんの前では大変失礼な話なんですけど、その程度のことしか知らないんですけれど、今日はこうして結構バラバラにして、いろんな面を見せて頂き、本当にいい勉強になったと思います。石屋さんの世界でもそうなんですけど、さっきの話では手縫いができる若い職人がいなくなってきているということなので、是非手縫いの技術を残していって頂ければいいなあと思います。(D班・0702)
■工藤誠己さんの声(設計士)
設計の工藤です。畳1つでこれだけの情報量があって、もの凄く頭が疲れてしまって何を言えばいいのかわからないくらいです。もう凄い、凄いとしかいいようがない。以上です。
(D班・0702)
■土田昌伯さんの声(金沢市職員)
私、展開図でこのチャノマを担当しておりまして、最初、分担になるときに、この部屋は担当したくないなあというところがありました。今になってみると、よかったのか、わるかったのか、スケッチが結構早くなったなあと自分で実感しまして、そのへんはよかったかなあと思っていいります。
ただ、実測する時間が少なくなって、一応ある程度チームメイトに協力していただきながら調査したのですが、最終的に細かいところまで調査できたかどうか。CAD担当の笠島さん、よろしくお願いします。(B班・0625)
■西谷健太郎さんの声(石工)
今回で2回目の実測なんですけど、前回よりもちょっと野帳とか描くのが早くなったような気がして、前より成長したかなあと思っています。 まだ、わからないことが多いので、先生方にご指導頂いて、これからも頑張りたいと思います。
(C班・0625)
■内記志朗さんの声(設計士)
授業を受けての感想をいいます。私、今、家庭菜園をしておりまして、この時期の家庭菜園はまあ毎日すくすく幹が伸びていきます。幹が伸びて、花が咲いて実をつけて、その実を私は食べている訳ですけど、この授業に参加しまして、その家庭菜園のようにすくすく伸びて、花が咲いて、実がついて、そして熟して種をおとしていければいいなあと思っています。野菜はだいたい1年サイクルですけど、この世界はそんなに早くなくて、桃栗3年柿8年という言葉もありますけど、まあ8年くらいのスパンでやっていきたいなあと思っています。(B班・0618)
■西﨑寛騎さんの声(左官)
今日の前半は実測野帳の提出でした。この調査を振り返ってみて、1つ1つ実測していくことは、すごくたいへんだなあと実感しました。後半の授業では、部材の修理方法について、みなさんのいろんな意見を聞けてとても楽しく学ぶことができました。(C班・0618)
■小林吉則さんの声(設計士)
僕は矩計の方を担当しているんですが、設計の立場からみてもアプローチが全く逆なので、同じ寸法をおさえるにしても、ふだんの設計活動としてやっているものとは違うので戸惑いはあります。
ただ、やっぱり寸法を追っかけていった中でピッタリあったときの気持ちよさというのは実際にありまして、やはり、そのときに先人の方達がどんなことを考えていたのか、また、どんなふうに取り組んでいたのかということが少しずつ見えてきているような気がしています。
ただ今現在、寸法を追っかけるのを一生懸命になりすぎていて、もうちょっとしっかり眺めて、どんなふうに組んでいるのかというところを時間をかけながら見て勉強できればいいなあと思います。(B班・小林 0611)
■松本 大さんの声(設計士)
これで実測も最終日となりまして、私は2階の天井伏せを担当しておりますが大変遅れています。なんとかしようと思っていますが、一応、寸法を測るのは先程の小林さんのお話にもありましたけど、基本的には現状をそのまま測るということで測っています。しなしながら、相当歪んでいるので、天井伏せとか廻縁のチリとかそういうのをそのまま採って、また、作図する段階で1回整理しなきゃいけないなあと思っています。
まず、実測する態度としては、基本的にはありのままで採るということでやっているので、もうちょっと割り切った方がいいのかもしれないんですが、そのまま採っています。来週の提出には、なんとか間に合わせようと思います。(C班・松本 0611)
■北島和之さんの声(板金)
家の造りが立派なのでびっくりしました。ミセノマには昔の面影が残り、きっと昔はこんな感じねんなあと感じました。また、オクノマやチャシツは天井が弓なりに作られていて、ちょっと印象な意匠でした。(B班・北島)
2階のアマの展開を描いて測っているところなんですけども、そこが小屋裏への入口みたいになっていて、いろんな人が通ります。
そこを南北先生が「おかしいな?おかしいなあ?」と唸りながら上がっていくのが気になって、何がおかしいのか質問している間に調査する時間がどんどん減っている感じです。楽しいいんですけど、あと1回しか調査できないので、ちょっと予習してがんばろうと思います。(C班・川向)
■中谷裕一郎さんの声(金沢市職員)
今日の前半、どういうふうに寸法を測っていいか、前回もあまりよく解らなかったので持田先生にいろいろ聞いてみました。そうしているうちに、持田先生をなんか手元に使っている感じで、先生に寸法を呼 んでもらって、自分で記録するだけみたいな感じになってしまいました。持田先生、いろいろ教えていただきありがとうございました。
今、私はミセノマを調べているんですけれど、このミセノマは後から改造した部分で、ここは最も測りにくいところです。調査しながら、きっと改造した当時は無理をして作ったんだろうなあということを感じました。次回は引き続き、一番ややこしいところの寸法採りに取りかかろうと思っています。
■荒井弘人さんの声(瓦)
今はオクノマの寸法採りをしています。それとは関係なく、ちょっと気になったことがあります。私も勉強しながらいろいろ調べているんですけれど、まず玄関を入るときにサガリがあるんです。けれど、あ れの用途は何なのか疑問に思っていました。今日、修復専攻科の仲間にいろいろお聞きしていたんですけど、どうも雨除けが目的じゃないかなあというお話でした。ただ、内側にフックがついているので、きっとスダレとかを掛けて日除けにしていたんじゃないかなあということ想像しましら。こうしたことを考えながら、疑問に思ったことをちょっとずつお聞きしながら勉強しています。
あと、瓦屋の面でちょっといわせて頂くと、瓦の出のことなんですけど、金沢以外のところでは、瓦の瓦座を1寸~2寸程こぼして施工するのが普通なんですけど、金沢の町家では、破風のところから1寸くらい瓦座が出て、その瓦座に瓦をペッタとつけるのが金沢の仕事なんです。それは何でかなあと考えてみると、ここみたいに敷地が狭くて隣から文句がでるので、昔からそういうふうに納めているかなあと思っています。また、修復専攻科には各プロの方がいるので、金沢の仕事はこういうものなんだというところがあれば、その都度、教えて頂ければ勉強になります。(B班・荒井)

